今年もこの日がやってきた。
大須に夏祭りが復活して4年。年を重ねるたびに実感する変化がある。
それは、この祭りが地元の文化として根付いてきているということ。
この祭りを待ち望む気持ちの輪が確実に増えてきているということ。
昨年以上に地元のおいちゃんおばちゃんが運営に協力してくれた。
今年初めて20代のにいちゃんが実行委員に加わり尽力してくれた。
近くは石巻、仙台、遠くは奈良から大須まで足を運んでくれる人たちがいた。
賑やかな昼間の催しが終わり、緩やかに夜の帳が降りると
御詠歌の響きに合わせ236の灯篭が水面に浮かび幻想的な情景が広がる。
集まった人々の想いを「赤とんぼ」に乗せて、夜空に大輪の華が咲いた。
震災の爪痕が依然残る雄勝町。
犠牲になった尊い命を忘れる事無く、残された私達は協力し喜び悲しみを
分かち合いながら、この先もずっと歩き続けていかなければならない。
そんな想いが復興の原動力になってくれたらと願っている。
来場者数:約500名 打上発数:約1,000発
2016年 石巻市雄勝の花火の様子はこちら
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