【仙台港 会場レポート2016】

観覧車の麓から見上げる空は、昨年と同じ、いかにも夏らしい高い空でした。

昨年のこと。
日中は心が躍るような快晴。
ラジオから流れる夕方から大雨との天気予報に加えて、花火にはつきものの風向きも気になりつつ迎えた、花火本番。
順調に打ち上がり、 最後の一発が開いたのを合図に、滝のような大雨が会場に到着。
会場の皆さんも大慌て。
しかし、雨に濡れながらも笑顔がいっぱいの様子を見ていたら、むしろ祭のあとの寂寥感を洗い流してくれたのかなと思えるような、奇跡的な花火と大雨のコラボレーションだったのです。

さて、今年。
天気予報に不安を覚える要素はありませんでした。
今年はどっかん祭も開催され、お集まりの皆さんのテンションも昨年より上がり気味。
そのおかげか、どっかん祭開始前はHANABEERをお買い上げくださる方も多く、そこかしこでおしゃべりの花が咲いていました。

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毎年お越しくださっている方。
開催を知らずに立ち寄られた方。
ありがたくもLIGHT UP NIPPON恒例の花火玉メッセージをお目当てに遊びにきてくれたお子さん。
また、仙台というアクセスの良さが影響しているのか、地元の方だけではなく東京や他の地域からお越しになってくださった方。

いささか強すぎるのではないかと思われる日差しも、花火を待ち遠しくさせる演出かのようで、子供たちの笑顔を一際輝かせてくれていました。

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さぁ、いよいよ!
どっかん祭のスタートです。
LIGHT UP NIPPON仙台港にとって、もはや定番といってもいい我らが100人チア
の皆さんがオープニングアクト!
仕事を持っている人、学校に行っている人、海外から参加のメンバー、限られた時間での練習を積み、年齢も住んでいるところもバラバラな彼女たちが一同に会し、一点のくもりもない笑顔で繰り広げるパフォーマンスこそ、未来を明るくする象徴的な光景であると感動しました。

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続いて、吉本芸人のみなさんや仙台を拠点に活動されるアーティストのみなさんが、会場のみなさんを包み込むような素敵なステージを繰り広げてくださいました。
途中、みんなお待ちかねのグリコカーも到着し、子どもたちは大喜びです。

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クライマックスは野宮真貴さん、そして怒髪天さん!

怒髪天さんのコールとみんなの声が合わさり、19:00ちょうど、今年もまたLIGHT UP NIPPONの花火が上がりました。

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赤とんぼの曲と共に上がる花火を見上げる皆さんの目は、やはり例年通りキラキラしていました。
中には涙がキラキラしている人も。
それぞれの「日常」からあの日に戻る瞬間であり、言葉にはしない想いが胸に広がる瞬間。
ご覧になっているみなさんの胸の内は計り知ることはできません。
今年最後の一発が上がったあと、やはり今年もまた「来てくれてありがとう」と地元の方にお声かけいただき、深く頭を垂れるしかありませんでした。

毎年、実際の花火はあっという間に打ち上がってしまいます。
しかし、打ち上げ終えたその瞬間から、LIGHT UP NIPPONにとっての次の花火は始まっています。

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まだまだこれから!
東北を、日本を、花火で、元気に。
GO!LIGHT UP NIPPON!

打上げ発数  1,000発
会場来場者数 5,000人 

2016年 仙台港の花火の様子はこちら
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