2015 Report

LIGHT UP NIPPON 2015の報告です。

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Launching Site

全10カ所(+特別開催4カ所)
岩手県(6箇所):野田村、田野畑村、宮古市田老地区、大槌町、釜石市唐丹、大船渡市三陸町越喜来
宮城県(3箇所):気仙沼市、石巻市雄勝町大須、仙台港
福島県(1箇所):いわき市久之浜
※ 特別開催:
東京都(1箇所):神宮外苑花火大会軟式野球場(8/11 19:00 中継/19:30花火打ち上げ)
北海道(1箇所):小樽市 (8/9)
島根県(1箇所):隠岐島 (8/2)
岡山県(1箇所):上山集落 (8/11)

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Words of Gratitude

この度は格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました。

おかげさまで、今年も無事、8月11日19:00に、東北(岩手、宮城、福島)の太平洋沿岸の被災地全10カ所で、約12,000発の花火を一斉に打ち上げることができました。今年は復興工事などの進捗に合わせて、多くの町で花火の打ち上げ場所やイベント会場が変更になり、直前まで打ち上げの検討を行っておりました。打ち上げることになっていても、これまでのようにたくさん人を集めたり、花火を十分にあげられる場所がなかったりと、現況に合わせて少なからず規模を調整しての開催となりました。

当日もほとんど全部の会場で直前まで雨や雷に見舞われ、いよいよ中止の判断もせざるを得ないような状況が続き、18:30まで打ち上げが確定していない会場もございました。しかし、19:00にはなぜか全ての会場で雨があがり、雲が晴れ、奇跡的に素晴らしい花火があがりました。地元の人から言われた「ライトアップは、どこか神様に守られているんだね」という言葉を僕は一生忘れません。

5回目となる今年、ますます風化は進んでいます。しかしここまでずっと地元と向き合い、手を取り合ってやってきたことで、この花火はしっかりと地元に根付き、各地で「地元のいつもの花火」になっています。こうして地元の文化を引き継ぎながら、根付かせ、継続して歴史を紡いでこれて本当によかったと思います。

東日本大震災から5年が経とうとしている今、日本中で様々な災害が起こっています。全国から各被災地では花火をあげないのか?というお問い合わせをいただきます。たまたま東北に縁があり、始まったこの花火ですがこれまでの経験より、花火の持つ意味、花火大会開催によるコミュニティの再生、そして何よりその笑顔を生み出す「花火の力」は東北だけでなく、全国どこでも必ず役に立つと実感しております。ですから、私たちLIGHT UP NIPPONの次のステージは、この東北で培ったノウハウを活かして、東北の被災地だけでなく「全国の花火をあげたくてもあげられない場所」の全てを対象に、本当の意味で「日本を、花火で、元気に。」するためにもっともっと力を入れて頑張っていこう、と思っております。

是非今後とも、私どもの活動にご賛同いただき、ご支援いただけますよう、なにとぞ、よろしくお願いいたします。
LIGHT UP NIPPON 実行委員会
代表 高田 佳岳

Venue Report

<岩手県 野田村>

打上花火数: 500発
推定観覧者数: 2,000名
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野田村

<岩手県 田野畑村>

打上花火数: 200発
推定観覧者数: 200名
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田野畑村

<岩手県 宮古市 田老地区>

打上花火数: 1,000発
推定観覧者数: 1,000名
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宮古市田老

<岩手県 大槌町>

打上花火数: 1,000発
推定観覧者数: 1,000名
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大槌町

<岩手県 釜石市唐丹>

打上花火数: 1,200発
推定観覧者数: 500名
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唐丹

<岩手県 大船渡市 越喜来>

打上花火数: 700発
推定観覧者数: 1,200名
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越喜来

<宮城県 気仙沼市>

打上花火数: 250発
推定観覧者数: 500名
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気仙沼

<宮城県 石巻市雄勝町>

打上花火数: 1,000発
推定観覧者数: 500名
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雄勝

<宮城県 仙台港>

打上花火数: 1,000発
推定観覧者数: 6,000名
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仙台港

<福島県 いわき市久ノ浜>

打上花火数: 1,000発
推定観覧者数: 10,000名
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久之浜

<東京都 神宮外苑軟式野球場>

推定観覧者数: 23,000名

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